北の観光まちづくりリーダー養成セミナー、3日目。
約1ヶ月の期間を経て、再び集まってもらった場所は、歴史ある北海道庁赤れんが庁舎。
今年は初の試みとして9月のセミナーと同じグループメンバーで臨むことにしたためか、事前・事後課題でグループでの意見交換をしてもらったためか、開始前から会場は会話にあふれてとてもいい雰囲気でした。
今日の講義は、ファシリテーションⅡからスタート。
溝渕講師から、前回のファシリテーションⅠの振り返りの後、傾聴に関するアイスブレイクなどを挟みながらの座学です。
中心はファシリテーショングラフィック。意見を見える化し、整理し、共有することによる会議上での効果や、その際に意識して使いたいフレームワークについて、わかりやすい説明で解説していただきました。
座学のあとは、会議の実践。リーダーやファシリテーター、グラフィッカーなどの役割分担の後、各グループ、自由に会議のテーマとゴールを設定して、模擬会議を実践しました。
「どうすればMさんが結婚できるか?」などユニークな議題も飛び出し、学んだファシリテーショングラフィックを活用しながら、円滑な会議のあり方について実践的な学習を行いました。
続けては、マーケティングⅡの授業。これも、前回、内田講師から授業のあったマーケティングⅠを引き継ぐ形で、山口講師が振り返りを中心としたグループワーク形式で進行。
事前課題を受講生全員に課した上で、3C分析、SWOT分析、STP分析を、各20分程度のワークタイムのなかでグループごとに再整理しました。
マーケティングはセミナーのグループワークで繰り返し使用される重要なツールを学ぶ時間ということで、2回に分けて、実践的な授業でしっかりと身につけてもらえるよう努めました。
その成果は、今日明日の旅行商品開発を含めた今後のグループワークの分析にあらわれていくものだと思います。
マーケティングの授業終了後は、休憩を挟んで旅行商品の開発へ。坂本講師から、実際の観光現場において旅行商品がどのようにつくられているか、どのようなポイントを押さえていくべきか、実態はどうなっているか、などリアルな事例を交えて説明していただきました。
そしてそのままの流れで、旅行商品開発のグループワークへ。
札幌を訪れた旅行客に向けた日帰りツアーをグループで考えます。
マーケティングⅡの授業で、同じテーマで分析をしてきた受講生は、それをベースに様々なアイディアを出し合いました。
概ね真剣に、ときには大きな笑いが起こる各グループ、それぞれどのようなプランを練っていくのか、プレゼンテーションがとても楽しみです!
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