緊張が緩和されていく2日目。

昨日に引き続いてのセミナー2日目。

1日目の講義終了後、懇親会がありましたが、一気にコミュニケーションが促進され、懇親会会場はあっという間に会話の渦。着席形式だったのに気がつけば立食形式かと思うほどみながいろいろな人と交ざり合って、たくさんのお話しをしていました。

 

さて、その懇親会を引き継いでの2日目。事務局としては深酒を心配していましたが、受講生のみなさん、しっかりといい面持ちで会場入りしてくれました。

 

2日目の午前中は、昨日の「ファシリテーション」の流れを受ける「チームビルディング」。ファシリテーションが「個」に焦点をあてた内容であったのに対し、集団としての力を引き出すための学習です。

冒頭はアイスブレイクも兼ねての「昨日話していない人との自己紹介」タイム。新しく出会った方とチームを組んで、コミュニケーションのムラを取り除いていきました。

その後、フィッシュボウルでの模擬会議。「どうすれば残業を減らすことができるのか」をテーマにファシリテーターとグラフィッカーがいる会議がどのように進んでいくかを、全員で“観察”しました。

グラフィックがあることで整理を共有できたり、発展していくさまを直に見ることができ、刺激になったのではないだろうかと思います。

それを参考に2セットのグループ会議を実施。それぞれのグループで、リーダー、ファシリテーター、書記を決めて、自分たちが決めたテーマについて20分ずつの会議を行い、会議の進め方やグラフィックの実践を重ねました。

 

お昼休憩後、午後からは「セールスプロモーション」。前半は企画書作成の基本やSWOT分析やポジショニングマップ等のマーケティング、後半はプレスリリースの作成の基本を学びました。ニーズやターゲットをとらえ、それらをもとに企画書が作れるリーダーが今必要とされていることを強く感じる講義でした。

 

2日目の最後は敷田座長による「地域資源戦略論」。観光システムの構造や本セミナーで採用している観光まちづくりの仕組みやそれによる様々な影響などの学習しました。

ここまでの講義で頭がかなりへたってきている受講生の皆さんには、なかなか厳しい座学の時間ではありましたが、敷田座長の軽やかな語りもあり、最後の気力を振り絞って、皆集中して講義に聴き入っていました。

 

最初の2日間、受講生にとっても事務局にとっても、あっという間でした。

思った以上に、受講生間のコミュニケーションが取れ、緊張がすっかりと緩和された2日間と感じています。これなら、今後のケースメソッド等でも、積極的な議論ができそうです。

 

次回は10月。それまでに講師からの事後課題・事前課題をクリアしなければいけない受講生は大変だとは思いますが、それを乗り越えて講義で反復していくからこそ本当に身につくものがあります。このセミナーは課題も含めて学びの設計をしているのです。

 

次回以降のセミナーを経て、多くの気づきとネットワークを得てもらえたらと思います。事務局も受講生から更なるパワーをもらったので、10月のセミナーに向けて、またしっかりと準備をしたいと思います!!

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コメント: 1
  • #1

    sekstel (金曜日, 03 11月 2017 23:45)

    kostiumologiczny